Company Policy
新しい出版のカタチを求めて
減少を続ける紙書籍の販売数とは対照的に、売上を伸ばし続ける電子書籍。
しかし、電子書籍の売上増加を支えるコミック部門では、あまりにも急激な供給数の増加によってマーケットバランスが崩れ始めています。
電子の利点と思えた「コストが低く販売しやすい」という理由によって、膨大な数のマンガが市場に流れ込み、ごく一部の人気作を除いた大多数の作品は、消費者の目に留まることさえできず日々発売される新刊の中に埋もれてしまうという状況が発生しているのです。
そして、世界規模で急速に広がるウェブトーン化とマンガ分業制の波により、日本のコミック界も世界との競合を余儀なくされ、大きな変化を迫られています。
一方、小説の分野では「文字離れ」と呼ばれる社会的現象の影響を受け長らくマーケットの縮小が続いたことで、多くの出版社が小説部門の縮小や閉鎖へ舵を切っています。
ですが、そんな時代の大きな転換点である今だからこそ、フリードゲート社では、小説家・漫画家・イラストレーターの方々をはじめ、ご協力いただくクリエイターの皆様に、本当に表現したいものを大切に描いていただきたいと考えています。
『フリードゲート』とは「自由へとつながる解放の門」という意味の社名で、出版業界の旧い体制を変革していきたいという願いを込めています。
作家の皆様に自由と喜びをもって創作に臨んでいただきながら、より近く読者と直接的な結び付きを作り上げ、素晴らしい作品の数々を世の中に広く流通させていきます。
販売方針
消費者が本を買う際の最大の誘因要素は〝アイキャッチ〟だと言われています。つまり「いかに多くの書店で販売できるか。棚差しではなく平棚に陳列させられるか。長く消費者の目に留まり続けられるか」。
そして、それは電子書籍でも全く同じです。
これまでの出版業界は「紙書籍を電子書籍化する」時代でした。しかし、これからは「人気のある電子書籍を紙書籍化する」時代へと突入していきます。
だからこそ、電子書籍をいかに効果的に販売し、確かな実績へとつなげるかという販売促進策が非常に重要になるのです。
フリードゲート社は作家の皆様、クリエイターの皆様と共栄しながら「新しい時代」に向けた「新しい出版のカタチ」を創り上げてまいります。
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